帰ってきた!魔女旅に出る〜ももの一人暮らし&研究日記〜

とある英語が苦手な女の子の一年間留学を記した、成長記録(のはず)観光、学習記録、ご飯まで。読者様と一緒に頑張る読む朝ドラ系ブログ。

魔女家に帰る~ももの隔離生活6日目~

日本のすみっこからこんにちは~

 

今日で隔離生活も6日目を迎えました。

早速書いていきます。

 

 

今日は少し、英語論文読めました。

久しぶりに能動的に動いた気がする。

読めたといっても全然読めてはないけど…。

 

行動に移せただけでも、少しは前を向いて進めているようです。

 

正直、今英語が辛くて。

英語に触れるのがあれだけ楽しかったのに。

 

これはなかなか言えなかった話で書いては消して書いては消してを繰り返した話ですが、

 

実は留学最終日に初めて日本に帰りたいと思ってしまいました。

 

 

留学当初のアメリカの文化というものに、自分はとても感動した思い出があります。

すれ違う時や、偶然目があってしまったとき、

「ニコッ」ってされます。

後は、Hey!やHi!、 your shoes are fukin' cool! なんていわれたりします。

 

なんていうのかな、フランクにコミュニケーション取れるっていうのかな。

そこがすごく新鮮で。感動したのを覚えています。

 

 

帰国予定日だった、飛行機にのる9時間前ぐらいでしょうか。

 

最後、銀行に行こうと思って家の近くの銀行まで歩いていました。

 

雰囲気的には少し品の良い閑静な住宅街を通っていた時、道行く人から

 

今まで見られたことないような目つきで見られてしまいました。

卑しいものを見るような目つきでした。

しかもそれが一人ではなくて。すれ違う人8割~9割ぐらい。

あからさまに避けられて。

 

あー。もう本当に、帰るときなんだな。

 

そう確信しました。

もう私が好きだったアメリカでの留学生活は終わったんだなあって。

 

今まで、確かに

コリアンマーケットで差別されたり、知らない薬物中毒のおばさんから、ジャップコロナと言われたことがありましたが、一度も気にはしませんでした。

しかし、最終日のあのリアクションほどショッキングなものはありませんでした。

 

これ以上いたら、確かに銃殺されてもおかしくないのかなと思いました。

幸い自分は殴られたり、蹴られたりなどの暴行はありませんでしたが…。

 

もちろん、その地域性というのもあるのでしょう。

そのエリアにはアジア人はいなかったのだと思います。

 

 

結構ショッキングで。

 

普通の留学とは少し違った経験をしてしまったような気がします。

 

もちろん、それはそれでよかったのだと思いますが。

 

誤解を生んでしまうといけないので…。

アメリカに住む人全員が差別をするということではないです。

ただ、差別意識を持ってる人もいるということです。

また、こんな非常事態だったというのも大いに関係していると思います。

 

急に帰ってきたこと、差別されたこと。

もう色々本当は整理がつかないことがあって。

今若干英語というものから距離を取ってしまっているように感じます。

 

そういうのが英語論文を読んでいくうちに少しでも距離が縮まればいいなぁ。

 

言語の壁も、人種の壁も本当に高い。

私が少し傷つきながら学んだことだったと思います。

 

もちろん、差別は許してはならないし、無くすべきなんだけど、

そう簡単にはなくならないと思いました。

 

その人種でやはりある程度は文化や習慣という側面を持ってて。

それによって、多分性格というか。

そういうものが多少はあって。

 

そういうものからもある程度、判断されてしまうんでしょうし。

歴史という覆せない刻印もあるので、そこからも色々考えられるでしょうし。

 

肌や髪、瞳など目に見える形でその人種のイメージってあるんだろうし。

 

留学に行って、そんなことを思いました。

多分、来年か去年に行っていたら全く違うことをここに書いていたと思います。

 

留学というものを経て、ある種の現実というか。

そういうものを肌で感じられたのは、今は大変混乱するし、正直辛いですが、

いずれ私の血肉になると思っています。

 

こんな時いつも思い出す言葉があって。

 

あなたが経験したことはこの世のどんな力をも奪えない

 

 

「夜と霧」に出てくる言葉です。

 

私の経験なんて全くくらべものにならないでしょうが、この言葉にこんな恵まれた立場にいながら支えられてます。それすらもおこがましいように感じられますが…。

 

 

いつかきっと。

あー。なるほどね。だから私はあの時留学したのね。

って思える日が来ると思う。

いや、そういう選択肢を取りたい。

 

そう思えるようになりたい。

 

こういう経験一つが何かを語れる引き出しになるのだと思うし、それが何より人の魅力になるのだと信じています。

私が本当に心の底からお慕い申し上げている方はそんな方です。

(語りたくてたまらないけど寝不足の感性感覚で書いてるから我慢させていただきます。たぶん丸々3日あっても多分語りつくせない。あーもうお会いしたい。)

 

もう朝の7時で。寝るタイミングがつかめなくて。頭ふわーとしてますが、今日も隔離生活頑張ります。

 

この経験が私の流した身を知る雨よりも多くの血となって、私の魅力になりますように。

そしていつの日かそれをもとに誰かのためになれますように。

 

すみっこでは午前8時35分を回りました。

今日も前向きな一日になりますように。

日本からサンタモニカへ愛をこめて。

 

今のところ問題なし

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