魔女旅に出る~もものサンタモニカ留学日記128日目&ニューヨーク旅行回顧録CHICAGO篇~
サンタモニカからこんにちは~
今日でサンタモニカ留学ブログ128日目を迎えました。早速書いていきます。
テスト終わりました!!!!!
今回の試験一番難しかったな…。
恒例の試験最後の一分までがっつり解いて、教室には誰もいない(笑)
最後は教授と握手して出てきました。
この学期は会計の授業から始まって…。最初に勉強したのも会計でした。
最初は勘定科目を英語で覚えるのも大変で…。
授業についていけるかわからなくて、取ったはいいものの違う授業にするか迷ってました。
でも、その時教授が握手してくださって。
大丈夫だよって言ってくださって。
ちゃんと今日まで受けることが出来ました。
握手で始まって握手で終わるそんな会計学素敵すぎる。
結果は
72.25/80
やっぱり難しかったです。
満点取りたかったなぁ。
最終的には93.3%
A確定です!よかった。
なんだかんだテストだけ見ると、会計の成績が一番よかった気がします。
本当は会計はもともと苦手で。正直嫌いでした。
でも、二回目ということもありまた、英語で学んだほうがわかりやすかったり。
理解が深まったと思います。
また、隣の人から教えてと頼まれることも何度かありました。
人に教える側になったのも自分で驚いていましたが、少しは成長できたかな?と思います。
これにて、秋学期終了です!!!お疲れさまでした!振り返りについては明日に!
では、後半は
ニューヨーク旅行回顧録CHICAGO篇!
もうこれ書くの楽しみにしてた一方で、説明するのが難しいことが予想されていたので、テストい終わってから書こうと考えてました(笑)
ニューヨーク旅行の一日目にブロードウェイ行ってみた演目がCHICAGOです。
どんな演目化というと…
1920年代のアメリカイリノイ州シカゴのダンサーたちにスポットライトが充てられた舞台で
登場人物は、元ヴォードヴィルダンサーのヴェルマ・ケリーとナイト・クラブで働くロキシーハートがメイン。
ヴェルマは夫とその浮気相手の妹を殺害してしまったため、殺人犯監房へ。
また、ロキシーは自分の浮気相手が自分を裏切ったことに腹を立てて、その浮気相手を銃殺。
その事件を知って、ロキシーの身代わりに自らが出頭したロキシーの夫エイモスは、事件の真相を知って警察に真実を話します。そこから事件は急展開。ロキシーは殺人監房へ…。
ロキシーが殺人監房の中に行くと、様々な背景を持った罪人と、その罪人をまとめる女看守長のママ・モートン、そして憧れのヴェルマの姿が。
しかし、ヴェルマはロキシーを敵対視。彼女は、無罪を勝ち取って、ショーの華々しい世界に返り咲くことを目論んでいたのでした。そのため、ロキシーがマスコミに取り上げられていることが気に入らなかったのです。
地位も名声もないロキシーは、無罪を勝ち取るため、名声を得るため凄腕弁護士ビリー・フリンに弁護を依頼。記者会見を開き、でっち上げた作り話でマスコミを通して世間から同情・名声を買って大喜び。初めて自分が新聞の一面でスターになったのを知った瞬間なのでした。
しかし、残酷なことに作り話で得た栄華はそんなには長くは続きません。ほかの踊り子が殺人事件を犯すたびにマスコミは、東奔西走。今日のスポットライトはまた違う踊り子へ。
それに焦ったロキシーは
実は赤ちゃんがいるとドラマチックな展開にマスコミを誘導。
そこにマスコミは翻弄され、またしても彼女は一躍時の人となります。
判決の時、無罪を確信し、自分の将来に対して、スターとしての成功が約束されていたのもつかの間。またしてもマスコミはスキャンダルな事件へと奔走。
スポットライトを世間の波に攫われてしまいます。
スキャンダラスな脚光をもとめた彼女の運命は…。
こんな感じのあらすじなのですが、とにかく迫力がすごい。
女優さん、俳優さんの息遣いや声の震えが会場全体に響き渡ります。
主役のロキシーの出番はもちろん多いのですが、ヴェルマの存在感がすごかったです。登場回数は確かにロキシーより少ないですが、カリスマ的なオーラや聞きやすさであったり、声のハリが印象的でした。
また、10人ぐらいのオーケストラの生演奏!音楽も直に感じることが出来ます!贅沢すぎる。お客様の退場の時も演奏してくれてます。
演目自体は、豪華絢爛で、でもどこか現代に対して皮肉めいたものがあるように感じられました。
ロキシーは、マスコミを躍らせて自身の名声にしたわけですが、最後のシーンでは踊らされているのは彼女自身だったんじゃないかなと思います。名声を求めるあたり彼女が失ったものは。手にしたものは一体何だったのか。
おごれるものも久しからず、ただ春の夢の如し。
そんな平家物語の冒頭を思い出さずにはいられませんでした。
スキャンダルで地位や名声を得ることの華やかな世界と春の夢よりも無様にも散っていくような儚さがその演目にはありました。
また、最後舞台挨拶では、凄腕弁護士ビリー役の方が現代のアメリカを象徴している演劇だとも述べていました。日々目まぐるしく変わっていき、新たなニュースでごった返すような日常。昨日自分に向けられたスポットライトは、もしかしたら明日は違う誰かに向けられているのかもしれない。
演じ手として、彼はひしひしとそのことを実感していたのかもしれません。
最後の結末については上記で書くかは迷ったのですが、述べてはいません(笑)
終幕の時をご自身の身をもってお楽しみください。
意外と、書いてて楽しかった(笑)
もっと大変かと思った。
結構時間はかかったけど文章として残せてよかった!
では今日はこの辺で。
サンタモニカでは午前10時15分を回りました。今日も素敵な一日になりますように。サンタモニカから愛をこめて。