魔女旅に出る〜もものサンタモニカ留学日記122日目&ニューヨーク旅行回顧録メトロポリタン美術館篇〜
サンタモニカからこんにちは〜
今日でサンタモニカ留学ブログ日記も122日目を迎えました。早速書いていきます…!
今日は
日記とニューヨーク旅行回顧録編です!
今日は学校に行って朝からテスト勉強をすることに。
主に会計のテスト勉強なのですが、今回も日本で習ったことない単元だから大変かも…。
簡単に言うと
給料計算の分野です。
給料を計算する際、気をつけなければならないことはアメリカでは週に40時間以上働くと、給料が1.5倍になるそう。
例えば時給13$で48時間働いた場合、通常の
給料分をまず計算して…
13×40=520
あとは、残業代の
13×1.5×8=156
520+156=676となります…!
これだけで終わるなら良いのですが、ここから色々引かれていきます。保険料とかね。
例えば、
Social security taxはそのお給料分から6.2%
Medicare taxは1.45%
Federal income taxは、結婚しているかどうか、また、その給料の割合によって支払う金額が変わってきます。
それを仕分けして、転記していきます。
(この転記の量が多すぎて、ミスしそう笑)
練習あるのみです…!
会計の話はここまでにいたしまして…
早速
ニューヨーク旅行回顧録編!
今日は…
メトロポリタン博物館の回顧録についてです。
本当にすごい美術館でした。
美術館の外観を見た時からその大きさと迫力に驚きました。あとちょっとおもしろかったことは
美術館の前で観光客相手にトランペット奏者がなぜか君が代を演奏してました(笑)
日本語の発音も上手で…。最初聞いたときは結構驚いた(笑)
中に入ってみると、この博物館の偉大さが良く分かりました。
宮殿か何かかな?どこをとっても写真になる…。もう中に入った瞬間に人の多さに圧倒されましたが、この美術館何より規模が大きいので、人が分散されてあまり混雑は気になりませんでした。
また、 中は18もの時代や地域別のジャンルに分かれていました。
- アメリカ装飾芸術部門 (American Decorative Arts)
- アメリカ絵画と彫刻部門 (American Paintings and Sculpture)
- 古代近東芸術部門 (Ancient Near Eastern Art)
- 武器・鎧部門 (Arms and Armor)
- アフリカ・オセアニア・アメリカ芸術部門 (Arts of Africa, Oceania, and the Americas)
- アジア芸術部門 (Asian Art)
- 衣装研究所部門 (The Costume Institute)
- スケッチ・絵画部門 (Drawings and Prints)
- エジプト芸術部門 (Egyptian Art)
- ヨーロッパ絵画部門 (European Paintings)
- ヨーロッパ彫刻・装飾芸術部門 (European Sculpture and Decorative Arts)
- ギリシャ・ローマ芸術部門 (Greek and Roman Art)
- イスラム美術部門 (Islamic Art)
- 中世芸術部門 (Medieval Art)
- 現代美術部門 (Modern Art)
- 楽器部門 (Musical Instruments)
- 写真部門 (Photographs)
- ロバート・レーマン・コレクション (Robert Lehman Collection)
今回の旅行では2時くらい方美術館に入ったので、厳選してみることに。やはり目玉と言ったら、アメリカ芸術部門とヨーロッパ芸術部門でしょうか。
その前に故郷であるアジアコーナーを見ていくことに。
日本美術コーナーの前には、クリスマスを身にまとった鹿の姿が。
奥の大仏との文化や宗教を超えたコラボレーションが面白かったです。ふふふっと笑ってしまいました。
奈良平安鎌倉室町…などあっさりではありましたが年代ごとの特色をそろえた作品が集まっていました。洛中洛外図屏風や、狩野派の屏風日本史の教科書で見たものも…!
大学受験での知識がこんなところで役に立つなんて。
そのあとはアメリカの芸術部門へ。
私は高校時代日本史を選択してしまったがためにアメリカの絵画についての知識はテレビや本からかいつまんでみたもの程度でしたが、とても楽しめました。
やっぱりヨーロッパの絵画と少し違うんだなぁと実感。
あっているかどうかは定かではありませんが、
アメリカの肖像画は少しヨーロッパよりも顔が大きく書かれているように思えました。頬のあたりが盛り上がっているような…。後、目も大きく書かれているように感じました。
自信というものを絵から感じられました。
また、アメリカの劇的な時代背景を表す絵も豊富にありました。
下の絵は、アメリカ独立戦争時の絵画です。ジョージワシントンがニュージャージー州のデラウェア川を軍を率いて渡った時の絵画なんだそう。
また、下の像はネイティブアメリカンがモチーフになったそうです。
中にはこんな作品も
日本じゃん!って思ってみてみるとアメリカ人の作品にようで明治時代に日本に旅行した際に描いたものらしいです。これ見てると、下町の活気や人々の生活音が聞こえてきそうです。
また、一階はこんな感じです。
この広場が建物の中にあるのが不思議…。
続いて、ヨーロッパ芸術部門
ここにきて思うことが世界史触れてたたより面白かっただろうな…。と(笑)
こんなに西洋美術に触れたことがないので大興奮!
ここからは写真を撮った作品が多すぎるので心に残ったものだけコメントをつけていきます。
この下の絵は個人的にとても印象に残っている絵画です。
ちょっと角度が変というか…。この角度だと、真正面には鏡に映らないんじゃないかなと…。それはこの絵画のとてつもない魅力なんでしょうね。ひきつけられちゃう。鏡に映る少女の表情は少し悲しそうで。
あとこの下の絵もとても興味深かったです。最初モーツアルトに似てるなと思ったのですが、説明書きを見ると確か、モデルになった確固とした人物はいなくて、それぞれの芸術家の特徴を持って抽出してこの絵を描いたそうです。
やはりこちらのほうが柔らかい印象を受けます。色や曲線も女性的というか…。
あと影のつけ方がよりリアルで奥行きがあるように感じられました。光をうまく使って立体感やその素材の質感を表せているのがすごい…。
(あってるのかわからない笑)
他には、一階にはクリスマスツリーも
キリスト教の幼稚園に通ってたところを思い出す…。
あの時は、神様という概念が理解できなくてとても苦しんでたなぁ。
今見るととても神聖なものに感じます。
個人的にお勧めは甲冑コーナー
迫力が…!!!!やはり中世の騎士はかっこいい。日本の武士とは違った美意識が感じられます。持ち手のところの装飾など細かい展示もあるので個人的には何時間いても飽きないコーナーだと思います。
ここまで書いてなんと2780字(笑)もう書ききれないぐらい魅力的な美術館です。
世界史を学んでいる学生さんとか、歴史好きの方にはたまらない美術館だと思いました。
また、それがわからない方でも十分感動すると思います!
教科書で見るのももちろん大切ですが、実際に自分の目で見て感じることの大切さを学びました。
芸術に触れて、文化に触れて、歴史に触れて。
感覚を研ぎ澄まして、楽しむことが出来ます!
多分一日じゃじっくり見てすべては回れないので、二日に分けて見に行くことをお勧めいたします。(笑)
そろそろ終わりにしようかな。今日はめちゃくちゃ書いた気がする。
そろそろ3000字書いたところで、
サンタモニカでは午前2時を迎えました。
今日も素敵な一日になりますように。サンタモニカから愛をこめて。